アベル85 — ガーリック星雲

アベル85(別名CTB 1)は、カシオペヤ座に位置する大規模な超新星残骸(SNR)です。この残骸の泡の南側部分は、ラインズ輝星雲カタログにもLBN 576として収録されています。もともとジョージ・アベルによって惑星状星雲として分類されていましたが、まもなくSNRであることが判明しました。
2017年、通常はLIGO検出器の重力波データを解析する市民科学プロジェクト「Einstein@Home」が、アベル85の内部にパルサーPSR J0002+6216を発見しました。現在「キャノンボール・パルサー」として知られるこの天体は、秒速1,100km以上という、知られている中でも最速級のパルサーで、いずれ天の川銀河を脱出できるほどの速度です。その軌跡には約13光年にわたる電波の尾を残しています。
この写真は夏にリモート天文台で撮影されました。




